有限会社井口不動産

漫画特集

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ナレーション「3ヶ月後」


「ほら、これ」
妹「あ、お母さんが大事にしてたのだ。懐かしいー」


「よし、こんなもんかな」
「で、どうする、この家?」
「時々こうやって掃除に来ないとな。空き家は傷みやすいっていうし」


「お兄ちゃんはいいわよ、地元だから。私は東京だもん」
「じゃいいよ、俺がやるから」
「いつまで?ずっとってわけにはいかないんじゃない?」


「文子、お前住んだらいいじゃん」
「無理言わないでよ。旦那も私も仕事あるし、子供達の受験とか、いろいろあるのよ」
「お兄ちゃんこそ住んだらいいじゃない。近いし」


「俺は、ほら、自分の家建てたばっかりだから」
「・・・不動産屋さんに相談してみようか」
「え?売るってこと?実家がなくなるの、寂しくない?」


「そんなこと言ってられないじゃない。このままにしていたら、どんどん朽ちていくだけよ。誰かに住んでもらったほうが、家も喜ぶし、結果私たちも幸せじゃない?」
「うーん。それもそうか・・・」


「どこがいいかな」
「『井口不動産』。見積もりは無料みたいだな。ここに相談してみるか」

「あのあとメールでやりとりをして、不動産屋さん、現地調査に来てくれることになったから。俺、立ち会うわ」
「そう!良かった。よろしく」


西田さん「井口不動産の西田と申します」
兄「あ、よろしくお願います」


「──というわけで、管理も難しく、空き家のまま放置するわけにもいかないので、ご相談させていただきました」
西田さん「そうでしたか。かしこまりました。それで、ご売却の方向でお考えですか?」
「はい」


西田さん「それでは、お家を拝見させていただきまして、査定をしてお見積もりを出させていただきます」
「はい。お願いします」


「西田さんは、この業界長いんですか?」
西田さん「そうですねえ。独立して今の会社をやる前は、やはり不動産業の会社員をしておりました.その当時は、5年間で250棟ほどのお取引をさせていただきました」


「へー、それじゃあ、任せて安心ですね」
西田さん「恐れ入ります」


「もしこの家、売れたとして、税金のことも少し心配なのですが・・・」
西田さん「それでしたら、私どもと提携している税理士の先生がいらっしゃいますので、ご紹介できますけれど」
「ほんとうですか?ぜひお願いします。」


西田さん「司法書士の先生とも提携しておりますので、財産分与のご相談などもできますよ」
「それは心強いです。早速ですが、ひとつわからないことがあったんですよ──」


西田さん「詳しいお見積金額は、3日以内にはお出しできると思います」
「ありがとうございます」


西田さん「その際に、『買取』と『仲介』の2つの金額を出すことが可能です」
「それは、どう違うんですか?」


西田さん「『買取』のほうは、私どもが買わせていただく形で、早く現金化することができます」
西田さん「『仲介』のほうは、市場で買い手を探す方法で、見つかるまでお時間がかかるかもしれません。そのぶん、お値段的には上の設定が可能でございます」


「うーん・・・別に急いではいないんですけれど・・・どっちがいいのだろうか」
西田さん「例えば仲介でやらせていただいて、もし3ヶ月以内に買い手が見つからなかった場合は買取に切り替える、というようなこともできますが」
「それ、とてもいいですね。その方向でお願いします」
西田さん「ありがとうございます」


「売れた売れた。『仲介』で売れたよ」
「よかったじゃない」
「井口不動産、すごく丁寧な対応でよかったな」
「これで、一段落ね」


西田さん「『有限会社井口不動産』では、戸建て住宅の他、マンションやアパート、土地、店舗などもお取り扱いしております。任意売買、住み替え、転勤、離婚などの際のお悩みも、どうぞお気軽にご相談ください!」

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